キタケンさんとの革命的なサッカー実用書作成が最後の追い込みに入ってきている中、ふと思ったんですが、2014年W杯を目指す次期日本代表監督はドゥンガがいいなぁと。
【ドゥンガ】PROFILE
1961年10月31日、ブラジルのリオグランデ・ド・スール生まれ。1990年、1994年、1998年と3度W杯に出場し、1994年W杯は主将としてブラジル代表を率いて優勝を経験。現役引退後、2006年7月からは、監督・コーチ経験の無いままブラジル代表監督に大抜擢。2010年W杯南米予選で現在首位、2009年コンフェデレーションズカップ優勝など着実に結果を残している。
ドゥンガに対してブラジル国内では、その勝利至上主義で華やかではない戦い方への批判が絶えず、2010年W杯の結果に関わらずブラジル代表監督を退く可能性が高く、なにより日本に強い愛着を抱いている人物でもあるため、実現の可能性は決して低くはないと思います。
僕がドゥンガを日本代表監督にと考える理由は4つ。
まず1つ目は「強烈なキャプテンシー」を有していること。これは監督も選手も含めて、W杯を戦ったこれまでの日本代表に大きく欠けている部分であり、W杯で勝つために不可欠な要素。一見持っていたように感じられるトルシエや中田ヒデが有していたのは僕はキャプテンシーではなく個性だと思っています。
2つ目は「日本に対する理解」。彼は現役時代1995年から4年間Jリーグでプレーし、1997年にはリーグMVPも獲得。ドゥンガが、ひょっとすると世界と対等に戦えるチームではないかと感じさせたジュビロ磐田黄金期の礎を築いたひとりであることは紛れもない事実です。引退後もブラジル代表監督に就任するまでの3年間、ジュビロ磐田のアドバイザーを務めています。
そして3つ目は「2014年W杯の開催国がブラジル」だということ。直前まで自国の代表監督であった彼がブラジル国内で持つ強力なパイプは本大会を戦う上で非常に心強いものになるはずです。
そして最も重要な最後の4つ目は「勝てるサッカー哲学」を持っていること。これは勝者のメンタリティとも言い換えられるかもしれません。抜け目のない守備構築、シンプルで迷いのない鋭い攻撃、そして何より勝つための組織作り。
今の日本代表に一番必要なのは、知将の誉れ高い戦術家の監督でも、平均点の高いイレブンでも、彼らが見せる(ゴールに直結しない)華麗なパスワークでもなく、泥臭いゴールであり、勝利への渇望であり、勝者のメンタリティであるのではないでしょうか?