1981年8月16日(獅子座)神戸出身。東邦出版に勤務するフットボールジャンキーな編集長・中林良輔による多角的サッカー日記。カントナとゴッドファーザーをリスペクトし、心のクラブはマンU。
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昨日は自分の庭と化している池袋で嬉しい出会いがふたつありました。

まずひとつ目の出会いは、西口駅前にあるサッカーショップ「KAMO」にて楽しそうに日本代表ユニフォームのお気に入り選手のネームを探している中国人の(方だと思われる)若いカップルに出会ったこと。マンチェスター・シティに憧れて英国に移住し、いまでは日本代表よりもイングランド代表に愛着を抱く方がいるように(笑)、日本に住んでいて日本代表に愛着を抱いてくれる海外の方がいるというのはとても嬉しい気持ちになるもんですね。青い侍たちにはドイツでも彼らのような存在を失望させない試合をしてもらいたいものです。意地はってないでそろそろ平山を呼んではいかがですか、ジーコさん?

そしてふたつ目は、東口駅前のジュンク堂で4年間求め続けてきた写真集に出会えたこと。
その本は「マグナムサッカー」というサッカーをテーマにした写真集で、専門学生時代にロバート・キャパの写真展を訪れ、そこで運命的に出会ったものです。ただ当時は洋書しか存在しなかったので値段が高く、貧乏学生には手が出せずに諦めた本でした。
そして上京後、たまたまフットサルをするために訪れたドイツDハウスというイベント会場でこの写真集の写真展に遭遇し、再び手に入れたい熱が燃え上がったものの本自体はないとのことで凹んでいました。
そしてついに日本語翻訳版が出版されたのです。日本語部分のデザインと翻訳の雑さや、ときおり見られる誤字脱字が気にならなくはないですが、もともと日本にも支社が存在する海外の出版社での出版だったため、自分の会社での翻訳も希望することもできずに入手する手がなかっただけに、日本での出版に踏み切ってもらえて感謝感激です。
ちなみに余談ですが、この本と最初に出会ったときに「お金を借りてでも買っときゃよかった〜」という深い後悔があってから、自分のなかで運命的な出会いだと感じたものに対しては、生涯お金は惜しまないでおこうと決めました。
肝心の内容はというと、ロバート・キャパを中心に結成された世界超一流の写真家集団“マグナム”による傑作、世界各地のサッカー(フットボール)を切り取った写真集です。有名選手はペレとマラドーナがそれぞれ1作品ずつに登場するだけですが、夢中でサッカーに興じる世界中の人たちとそのバックグラウンドの写真はどの作品もどれだけ眺めても飽きることがありません。しかも序文はあのサイモン・クーパー。
いわゆるスポーツフォトとは異なり、写真のなかにいる人々の人生が透けて見えてくるような感覚にとらわれます。サッカーが本当に「世界の共通語」であることをあらためて教えてくれる写真集です。

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上記のカバー写真は、ハリー・グリエールが1998年にカメルーンのコムトゥで撮影したもの。ひとりは裸足で、ひとりはきちんとシューズとソックスを履いて、ひとりは(やりにくかったんでしょう)片手にサンダルを握って、3人が同じボールを追いかけている1カット。
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by takeoverproject | 2006-01-28 19:16
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