いやぁ、負けましたねブラジル。
中林の連続ワールドカップ優勝国的中もストップ。。
ブラジルの敗因は、ドゥンガ監督含め審判の判定に終始神経質になってしまっていたこと。後半27分、フェリペ・メロは自分に対する相手のファールが取られなかったことに苛立ち、その苛立ちをコントロールできなかったことが直後の退場につながってしまった。
ドゥンガ監督もまさか前半あれだけ完璧な試合運びをしたブラジルが後半逆転を許し、さらに退場者を出すという展開になるなんて考えてもいなかったんでしょう。フェリペ・メロ退場後のブラジルはルイス・ファビアーノの不可解な交代を含めて策無しという状態でした。
ブラジルは2006年ドイツW杯の準々決勝フランス戦に0対1で敗退しました。この試合でのアンリの決勝点の際、アンリのマークをさぼって靴下を直していたロベルト・カルロスは大会後自国で大きな批判を浴びました。それ以来ブラジルでは守備をさぼった選手に対して「靴下を直していたのか?」と表現するようになりました。
今回フェリペ・メロは自国で大いに罵倒されるでしょう。そしてその罵倒を消化してフェリペ・メロはより逞しくより抜け目のない大人のプレーヤーに成長し、またひとつ新たなサッカーのことわざを敗戦から生んだブラジルサッカーそのものもさらに強くしたたかになるのです。
いやぁ、とはいえあのブラジルがベスト8で敗れるとは!これだからサッカーは面白い!!
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