来週12月22日(水)にリリースされる、
「2010FIFAワールドカップ南アフリカオフィシャルフィルムin3D」
をソニー本社でひと足先に堪能させていただきました。
鑑賞前は正直、
「全試合カバーしてないしなぁ(64試合中25試合を3D撮影)」
とあんまり期待していなかったのですが……
2010年7月2日、準々決勝ウルグアイ対ガーナ。
この試合の信じがたい展開を3Dというリアルな描写で振り返ることで、
改めて南アフリカの地で感じた熱いものがこみ上げてきました。
ウルグアイFWスアレスのハンドの場面では失笑すら聞こえましたが、
ロスタイムで得たこれを決めればアフリカ勢初のベスト4という場面、
ガーナのエース・ギャンが放ったシュートはバーを叩き……
呆然と立ち尽くし身を震わすギャンと、
それを力強い抱擁で慰めるボアテンク。
3D映像は静かに、それでいて残酷なまでに鮮明に彼らを追い続けます。
そして試合は……
この作品がほかのどの映像でも見ることのできない、
SONY×FIFAの結晶といえる映像だと改めて気づかされるとともに、
SONY×FIFAの4年後、ブラジルでの次なる提案が楽しみになりました。
ちなみにSONYとFIFAのパートナー契約は2014年で終わりを告げます。
天文学的なお金が必要な契約が更新されるかは
僕なんぞの知るところではありませんが、
SONY撤退は日本企業のW杯ビジネスからの撤退を意味します。
いやはや、2018年ロシア、2022年カタール……どうなることやら。。