週刊サッカーマガジンの最終号、Numberのドーハの悲劇特集。サッカー日本代表フォトブックと合わせて多くの方に読んでいただきたい2冊です。
Numberは、松永成立さんを中心に描いた一志治夫さんの再現ドキュメント「'93•10•28の夜」が涙なくしては読めせん。そして「私にとってドーハは、」という当時のメンバーへ編集部が投げかける共通の質問に対するカズさんの返答にはキングたる理由が垣間見えました。
週刊サッカーマガジンは、編集長の「お詫び申し上げます」も胸をうちますが、西部謙司さんのコラム「ゴールのあとの祭り」が西部さんらしい最終回の締め方で素晴らしいです。最終号にふさわしい綴じ込みピンナップも秀逸。
この3冊をセットで手にすれば(3000円でお釣りがきます!)、日本サッカー界のこの20年のどこにでも、一瞬でタイムスリップできますよ。